Natural garden
可憐な宿根草と木陰が美しい自然な庭
小さな小径の両側にはカツラやアオハダ、ヤマボウシなどの落葉樹が緑の屋根を作り、その足元に咲くひっそりと咲く可憐な草花。
雑木林のような庭が一般的になってずいぶん経ちますが、雑木林をリサイズして庭に持ち込んでも上手く行かない。あくまで、雑木林の美しさや心地良さを感じ取り、これを解釈してデザインの礎にしています。
「自然な庭」や「ナチュラルガーデン」という言葉で表現していますが、これは聞く人がイメージしやすいから、という理由で使っている言葉であって、正確な表現ではないかも知れません。自然の風景から多くのヒントを得ながら、その庭を生活の一部として楽しめ、安らぎを感じ、歲月を重ねるほどに魅力が増していくような、そんな空間づくりを心掛けています。