犬走りのこと。
- 2015.10.23
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キャットウォークとか犬走りとか、
京都なんかには犬矢来ってのもあるし。
建築言葉って割りと動物出てくる。
猫の額ほどの庭、とかもね。
今日は、犬走り施工の続き。
都心部だと、犬走りと裏庭が一体になって
防犯砂利か、なんかを敷いてるお宅が
多いです。もしくは土間コン仕上げとか。
でも、雨降ると水溜まったり、
土間コンが苔むしたり。
もしくは、雑草(ドクダミにスギナ)が
大変なことになったり。
結構、困ってる方多いのです。
土間コン打って、勾配からそのまま
側溝に排水ってのもいいですが、
うちの場合、殆どの場合、砂利敷きです。
↑ 土のままだと、泥水が跳ねて汚れちゃう。
↑ 単粒度砕石を充填して、上に化粧砂利敷き。
40mmくらいの単粒度砕石を
雨水の浸透層に。
犬走りは、何よりも水はけが大事。
↑ 雑草と泥はねで困ってるお宅。
もともとの砂利や砂、土をすき取って、
砕石と防草シート。(厚口の高耐久品)
↑ シートの上に単粒度砕石。
40-0とかの砕石じゃ意味が無い。
単粒度の砕石で水はけを良く。
化粧砂利じゃなくても、
全然おかしくないです。砕石だって
自然の石だし。
なので、庭で使う場合は普通の
砕石が良いです。
リサイクル砕石は、結局、いろんなゴミが混ざってるし。
そもそも、石じゃないし。