犬走りのこと。

犬走りのこと。

キャットウォークとか犬走りとか、
京都なんかには犬矢来ってのもあるし。
建築言葉って割りと動物出てくる。
猫の額ほどの庭、とかもね。

今日は、犬走り施工の続き。
都心部だと、犬走りと裏庭が一体になって
防犯砂利か、なんかを敷いてるお宅が
多いです。もしくは土間コン仕上げとか。

でも、雨降ると水溜まったり、
土間コンが苔むしたり。
もしくは、雑草(ドクダミにスギナ)が
大変なことになったり。
結構、困ってる方多いのです。

土間コン打って、勾配からそのまま
側溝に排水ってのもいいですが、
うちの場合、殆どの場合、砂利敷きです。

Exif_JPEG_PICTURE

↑ 土のままだと、泥水が跳ねて汚れちゃう。

151023-2

↑ 単粒度砕石を充填して、上に化粧砂利敷き。

40mmくらいの単粒度砕石を
雨水の浸透層に。
犬走りは、何よりも水はけが大事。

151023-3

↑ 雑草と泥はねで困ってるお宅。

もともとの砂利や砂、土をすき取って、
砕石と防草シート。(厚口の高耐久品)

151023-4

↑ シートの上に単粒度砕石。

40-0とかの砕石じゃ意味が無い。
単粒度の砕石で水はけを良く。
化粧砂利じゃなくても、
全然おかしくないです。砕石だって
自然の石だし。

なので、庭で使う場合は普通の
砕石が良いです。
リサイクル砕石は、結局、いろんなゴミが混ざってるし。
そもそも、石じゃないし。