裏通路はシートと砂利で雑草対策をする

梅雨時期に入ると俄然勢いを増す雑草たち。花壇や庭の除草作業は何とか頑張れるとしても、建物の裏にある通路や物置の周りなど、普段目に入らない部分までは手が回らないのが実情だと思います。
思い切ってコンクリート舗装をしてしまおうか。そう考える方もいらっしゃると思いますが、もっと簡単に見栄え良く、費用を抑えながら雑草対策を提案しています。
アトリエタムロのブログでも既に紹介していますが、ここでは防草シートと砂利を使った雑草対策を紹介いたします。


1. 防草シートの種類

一口に防草シートと言っても、素材や価格別に多くの種類があります。量販店には専用のコーナーが設けられて、様々なシートが陳列されています。
アトリエタムロでは、デュポン社製の「ザバーン」を主に使用していますが、この「ザバーン」にも色別、厚さ別で数種類存在します。

一番厚いタイプだと笹やヨシなどの強力な植物の貫通も問題なく防止しますが、少々コストが高く、重量も大きくなります。どちらかと言えば、土木工事で使用する事が多いタイプです。住宅の庭で使われるのは、主に中くらいの厚さのタイプ。中くらいの厚さと言っても、かなりのしっかり感。重量もそこそこあります。

シートの表面は緻密で硬さもあるため、水はけが気になるところですが、十分な透水性があって大雨の後でも水たまりが発生しません。

ザバーンの厚みの違い

シートの厚みによってコストも施工性も違ってきます。

量販店や園芸店で多く扱われている薄手で低価格の防草シートがあります。黒色で、よく見ると細いテープ状の素材が縦横に編み込まれています。

前述した「ザバーン」よりもはるかに安価なので大きな面積を施工する場合は使いやすいのですが、編み込まれた素材がほつれてきたり、紫外線による劣化が大きかったりするので注意が必要です。

農業用シート

主に農業用の防草シートは、安価だが耐久性などにやや難がある。

では、裏庭に使うには結局どれがおすすめなのか。

「ザバーン」の最薄タイプ。比較的安価ですが、砂利下に施工するのであれば十分な強度を持っています。直射日光が終日当たるような場所には中くらいの厚さのもの、裏庭や裏の通路などでは最薄のものを使い分けます。

※デュポン社の「ザバーン」は、一部タイプで商品名が「プランテックス」に変更になっています。仕様は変更していません。


2. シートを敷いたあとに

防草シートは、「敷いたらそれで終わり」でも良いのですが。裏庭や通路と言っても、防草シートが常に見えているのはあまり美しくありません。また、紫外線の影響で劣化していくため、シートの上には砂利を敷き込むのが基本です。

一般的には庭用のきれいな化粧砂利を敷くのですが、あまり人目につかない場所の場合、価格の安い普通砂利で十分だと思います。

いわゆるコンクリートの材料である普通砂利。見た目はあくまで普通ですが、これで十分。普通砂利以外では、粒度を調整した砕石を使うこともあります。

普通砂利

防草シートの上に内生砂利を敷き詰めた例。

 

砕石の通路

防草シートの上に砕石を敷き詰めた通路の例。

コストを掛けられる場合や面積が小さい場合、または主庭と連続している通路などの場合には化粧砂利を使う場合が多いです。暗くなりがちな裏の通路ですが、明度の高い化粧砂利を使うことで明るい雰囲気を出す効果もあります。

化粧砂利の通路

防草シートの上に化粧砂利を敷き詰めた通路の例。


3. 経年による変化

防草シートと砂利によって雑草対策を行うと、基本的には長期間そのまま防草効果が続きます。隙間などから雑草が出てくることはありますが、格段に除草の手間は減少します。

また、時間の経過とともに、シートの上に砂や土が溜まり、そこから雑草が発生することもありますが、根を深く張る事が出来ないためにとても簡単に抜くことが出来ます。

よく歩く場所や地面に凹凸のある場所では、砂利の下に敷いたシートが露出する事がありますので、定期的に確認をして砂利で覆うようにします。外部に露出した防草シートは、美観を損ねるだけでなく、紫外線によって劣化しやすくなるので注意して下さい。


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