70年前を思いながら。

70年前を思いながら。

9月から新しい先生になった村の英会話。
英語、全く上達しないけど、
けっこう楽しい。
仕事以外で、なかなか人と交流ないし、
最近、フットサルも行けてないし。

で、今度の先生はハワイ出身。
おじいさんが、戦前にハワイへ移住したらしい。
で、戦争になり、差別を受けたりすることに。
アメリカへの忠誠心を示すには、
アメリカの兵隊になって日本と戦うしかなく、
最終的に、日系人部隊の442部隊の一員になって
ヨーロッパで戦死されたらしい。

あまり学校じゃ習わなかった、悲しい歴史。
そんな、おじいさんのお孫さんが、
日本に来て、日本人に英語を教えてる。
アメリカ人として。

なんか不思議です。でも、良いなあって思います。

151001-102

↑ この小説。村の図書館にリクエストしてた。

元ECHOESのボーカルで、芥川賞作家、
辻仁成の最新作。「日付変更線」
上下巻。なかなか読めん。でも、
何だか、感慨深いのです。

この話、まさに、ハワイへ移住して
戦争がはじまり、442部隊に入隊した青年。
戦後数十年。その孫娘が主人公。
ものすごい偶然です。

江國さんとの共作「右岸」「左岸」以来だあ、
二冊組みの小説なんて。
さすがに、貸出期間内には読破できなそう。
いつ読むか。